「はいけい日病薬どの」①

「時代遅れ」になった現行薬剤師法下の今後の薬剤師①
◆「時代遅れ」は、何も薬剤師法に限ったことではない。
早い話が、日本国憲法だって改正論議の盛んな昨今である。
身近なところでは、昨年(平成29年)、1万人以上もの大量
リストラを発表した某メガバンクのМの例がある。・・・

新春2題(平成30年元旦)

◆「人生100年時代」
昨年の初秋、「人生100年時代」という標語を、英国から来日されたMs.リンダ・グラットンさん(ロンドンビジネススクール教授)がもたらした。やや抽象的だった安倍内閣の重点項目の1つ「働きかた改革」に、突如として明るい具体的な光を投じた。現役時代が80歳または85歳まで続き、その後は社会貢献の余生となるとのことだ。面白い、やってみようではないか。

◆「人口減少の多死時代」
こちらは厄介だ。戦後の高度経済成長の「良いこと尽くめ」から逆転し、「悪いこと尽くめ」になるという。今の豊かで快適な生活は、あと数年で蝋燭の最後の炎のように消え入るというのに、人達の「ノー天気」ぶりはどうだ。医療も延命、延命で、真面目に「終末期」に向き合わない。こんな状態で「多死時代」に対応できるのだろうか。

「はいけい日病薬どの」

・20世紀型医療は近く断絶する!! ではどうすれば①
・20世紀型医療は近く断絶する!! ではどうすれば②
・20世紀型医療は近く断絶する!! ではどうすれば③
・20世紀型医療は近く断絶する!! ではどうすれば④
・20世紀型医療は近く断絶する!! ではどうすれば⑤
・20世紀型医療は近く断絶する!! ではどうすれば⑥
・20世紀型医療は近く断絶する!! ではどうすれば⑦
・20世紀型医療は近く断絶する!! ではどうすれば⑧
・20世紀型医療は近く断絶する!! ではどうすれば⑨
・20世紀型医療は近く断絶する!! ではどうすれば⑩
・20世紀型医療は近く断絶する!! ではどうすれば⑪
・20世紀型医療は近く断絶する!! ではどうすれば⑫
・20世紀型医療は近く断絶する!! ではどうすれば⑬
・20世紀型医療は近く断絶する!! ではどうすれば⑭
・20世紀型医療は近く断絶する!! ではどうすれば⑮

医事判例の診療カバン ①

医事判例の診療カバン2017年12月号
1.健診の採血検査:抜針時の損傷
2.健診の採血検査:検査前の症状
判例447(名古屋地裁:平成28年3月11日判決)

2017年11月号
1.緊急搬送される高齢者への対応
2.手首抑制帯による重度浮腫の損傷
判例446(大阪地裁:平成28年4月26日判決)

2017年10月号
1.説明ミスが招いたがんの手遅れ
2.「先進治療」の費用負担は慎重に
判例445(奈良地裁:平成28年2月25日判決)

2017年9月号
1.未破裂脳動脈瘤と脳ドックGL
2.慰謝料認容の地裁を高裁が逆転
判例444(東京高裁:平成28年7月20日判決)

2017年8月号
1.急性呼吸窮迫症候群の非重篤患者
2.急変死の予見の有無で決まる過失
判決443(東京地裁:平成27年12月17日判決)

2017年7月号
1.終末期医療での余命の説明義務
2.終末期での緩和医療の説明義務
判例442(東京地裁:平成28年4月27日判決)

2017年6月号
1.てんかん発作と新たなる脳梗塞
2.診断難を救う患者との信頼関係
判例441(大阪地裁:平成28年3月3日判決:確定)

2017年5月号
1.肺がんの胸水穿刺量の認識の差
2.治療方針説明義務のタイミング
判例440(大阪地裁:平成28年2月19日判決)

2017年4月号
1.精神症患者の自殺と医療側責任
2.認知症による加害事故の参考に
判例439(名古屋地裁:平成28年3月11日判決)

2017年3月号
1.肝細胞癌発症危険度と検査頻度
2.根治可能な状況での癌発見が鍵
判例438(名古屋地裁:平成27年9月18日判決)

2017年2月号
1.他科へと紹介すべきタイミング
2.原因確定前における処置の程度
判例437(大阪地裁:平成28年1月22日判決)

2017年1月号
1.二次救急の当直医師の注意義務
2.患者側は協力医を立てることも
判決判例436(大阪地裁:平成28年4月22日判決)

私のひとりごと

私のつれづれ帳

私の属するテニスクラブ(シニアのメンバーが主)の方から勧められるままに、ホームページを作ることになった。思ったことをドンドン書いて発信すれば、同好の士から返信がくる、と聞かされ、未だにスマホも持たないITオンチの私ではあるが、意見交換を通して社会と繋がることに役立ちそうなので嬉しくなってくる。
特に、先日(平成29年9月)来日されたリンダ・グラットンさん(英:ロンドンビジネススクール教授)の提唱された「人生100年時代」などは、安倍内閣の看板政策「人づくり革命」とも具体的に関係しそうなので、学生や現役の人達はもちろん、豊富な経験を持てあましながら無聊をかこつシニアの人達にも興味があるはずだ。他にも日々の新聞には、良い事、悪い事、話題は満載なので、期待を膨らませている。

(平成29年12月×日)